あれから6年…生きている証。
2017年3月11日
いつもお世話になります!原口です。
今回は、少し介護とは離れたお話になります。
一昨年、昨年もブログを更新させて頂きました。
そう、3.11あれから6年。。。
東日本大地震です。
未だに思うように進まぬ復興。
昨年の夏には大きな台風が襲い
第二災害にみまわれたりと…本当に
まだまだな現状が浮き彫りにされています。
さて、皆様も最近よくニュースで耳にする事が
多いと思います。
「原発事故によるいじめ」
聞くだけで心が痛みます。
イジメだけでも嫌な言葉です。
その理由が、原発事故。。。
なんでだろう。って感じますね。
でも、なんでだろうって思うのは大人の目線
だからなのではないのかな?
って思いました。
いじめていた子はいつか大きくなると
自分がどれだけ人に嫌なことをしたのか
ダメだった事なのかを
分かる日が来るかもしれませんし
もはや、その事を忘れて過ごしていくかもしれません。
でも、いじめられた子はずっと心の中に
傷が残ります。
もしかしたら福島の方から引っ越してきたと
言えなくなるかもしれない。
人と関わるのが怖くなってしまうかもしれない。
そう考えると、とても辛い気持ちになりました。
いじめられて亡くなった命もあります。
調査をしてさらにいじめがあったと
分かった事実もあります。
福島から引っ越してきた家族のお話では
「引っ越したらいじめがあると他の人から聞いていたが、原発による高濃度の環境下で子供を育てるよりかは良いと思った。苦渋の選択だった。」
と、言われていました。
ただ、ある学校では上級生の一言で
いじめが無くなる
という事があったそうです。
「なんでそんな事するの?この子は大変な事があってここに引っ越してきたのに、なんでそんな事するの?自分たちの地域にも原発があるでしょ?それが何かのきっかけで自分たちが引っ越さなくちゃダメになって、引っ越した先で同じようなことをされたら嫌じゃない?悲しくない?」
と、言ったそうです。
偉い子だな…。勇気のある子だな…。
こうした理解が広がってほしいな…と思いました。
みんながみんな同じ考えではありません。
だからといって人を傷つけていい
理由にもなりませんし
まして、死にたくなるまで追い込んでいい
理由にもなりません。
親ももちろんそうですが、子供生活の場
学校全体としてももう少し
理解ある行動や、サポートも大切だと思いました。
今回は東日本大地震の中でも
子供達に着目してみました。
原発事故以外でも
「いじめ」はいけません。
子供以外でも、社会の中でも未だにある行為だと
思います。
そう思うと悲しいです。
周りの支えって大切だと思います。
もし、そんな方がいたら支えられる
上級生の子のように勇気ある人に
原口はなりたいと思いました。
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被災地の1日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。
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