第5回スキルアップコミュニティ
2015年12月2日
いつもお世話になっております!!
スマイルケア原田です!!
今回の参加人数ですが、勉強会83名 懇親会67名の方々に参加して頂きました!!
勉強会、懇親会ともに写真を撮り忘れる失態をしてしまいました...反省...。
突然ですが、もし今この瞬間から一生口から物を食べれなくなったら皆さんどうしますか?どう思われますか?
と言うのも先日、ヒロデンタルクリニック アリス箕面の上田先生をお迎えして
「摂食嚥下のメカニズム」
についての勉強会に出席してきました。
以前STからの講義をして頂きましたが、今回は医師からの講義です。
今回の勉強会では普段見ることのないとっても貴重な映像を拝見できました。
それは、、
飲み込む瞬間、体内ではどんな事が起こっているのか!!!
を、講師である上田先生が自ら内視鏡を鼻から入れた映像を見ながら嚥下状態を映すという、何ともわかりやすい斬新な勉強会でした。おかげで、食事介助の落とし穴を発見しました!!
身体に麻痺があると、口腔内にも影響を及ぼします。モノを噛むと言うのは歯があれば大丈夫。と言うイメージがありますが実際には舌の動きが無いと成り立たないのです。
舌も筋肉ですのでやはり麻痺の対象になりますし、飲み込む筋肉にも麻痺は及ぼします。
噛めない、飲み込めない、を無理に通すと窒息、誤嚥性肺炎となり死に至ります。
講義の中で症例をお聴きしたのですが
60代の方が病気で発症後7年近く口からの摂取が出来ずに経管栄養で過ごされてきました。身体的に状態も良く、ご本人が「もしかしたら食べれるかもしれない」と言う意欲と想いがあり、医師立会いのもとスプーン1杯ほどの飲み物を飲んで頂いたものの、やはりむせてしまい経口摂取は不可能だと言うことを決定付けてしまう事になったそうです。
この方は、その現実を受け止めて食べること以外で何か楽しみを見つけます。
と仰ったそうです。
もしかしたら、、と言う希望。
食べる事を閉ざされた気持ち。
それを受け入れる気持ち。
もの凄く考えさせられました。
仕事で携わる方の中にも、嚥下しにくい方もいらっしゃいます。誤嚥性肺炎を何度もされる方もいらっしゃいます。
咀嚼、嚥下機能が低下しつつも経口摂取を続けるようにするには医師の診断、セラピストや看護師によるリハビリ、ワーカーによる食事介助方法、環境整備、色んな職種が1番良い方法を出してそれを共有する事で人間の楽しみの一つである「食べる事」を、維持できるんだと思います。
ヒロデンタルクリニック アリス箕面上田先生!!本当にありがとうございました!!
次回のスキルアップコミュニティーは初の箕面市での開催になります!!
皆さんドシドシご参加よろしくお願いいたします!!
チラシはこちら
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スキルアップコミュニティー 2月開催予定チラシ
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