お客さまの心遣い
2017年6月5日
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手を振る事ってありますか？？
多分気に掛けたことは無いと思うのですが訪問介護をしてて、心に留まったコトがありました。 訪問介護をしていると、玄関の外まで出て来て頂いてお見送りをしてくださる利用者様もいらっしゃいます。 そんな時はいつも、バイクに乗って出発間際に手を振るのですがその時、利用者様も手を振って下さいます。 その手を振ってくださる時の利用者様の笑顔、手を振る仕草がものすごく心打たれます。すごく嬉しそうなんです！！（ホンマはやっと帰った〜て言う喜びやったらどうしよう） 高齢になればなるほど、孤独な時間が増えます。いくら身内の方と一緒に住んでいても、手を振ったりしないですよね？そんな機会少ないですよね。だけど、私たちは普通に同世代の友達に会う時も、子供を見送る時も 手を振る機会が沢山ある。それが生活の一部になってるけど、子供も巣立ち身体が思うように動かず家にいることが増える高齢者にとっては、薄れて行くこと。
「さようなら」と共に手を振る事には
「また来ますね」「元気でいてね」
と言う想いがあります。また、
「ありがとう」「気をつけてね」と言う想いもあります。
自分の気持ちとは裏腹に、高齢に伴う衰えに、家族も身内にも理解されにくくご本人は生きづらさを感じてる方もいらっしゃると思います。
手を振るって、至ってシンプルですが昔は当たり前にしていた感情や動作を
また取り戻す事ができたらいいなと
思いました。
暑い季節になりました。熱中症、脱水に気をつけて毎日を過ごしましょう